適当俺コラム&ニュース

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今の同人印刷の状況を考えてみる 

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さて、小ロット印刷の代表格、
同人誌印刷について語ってみようかしら。(゚Д゚)

印刷業界の変革はここ最近凄まじいものがある。
もちろんこれは他の産業にも言えることではあると思うが
デジタル化とネットの普及という波の影響が非常に大きい。
十年一昔とはよく言ったものだが、
たった十年で印刷業界には次のような変化があった。

「フィルム製版が激減した」
「CTP出力がスタンダードになった。また自社で刷版もスタンダードに」
「製版会社が激減した」
「UVが普及して納期が短縮された」
「Word Exelの対応が当たり前になった」
「ネットでの印刷通販がポピュラーになった」
「オンデマンドが増えた」
そう、製版屋が減った、フィルム出力が減ったと言っても
たった十年の話で、ずいぶん昔の話に聞こえる。
そして十年前は確かに製版屋もフィルムももっとあった。
Word原稿なんて受け付けるとこはほとんど無かった。

そしてデジタル化は短納期化と技術の平均化を起こした。
製版ばっかり話して申し訳ないが、例えば従来は
フィルムに現像してからPS版に焼きつけるという工程があり、
それらの準備には製版オペレーターの腕によって差はあった。
ところがCTPだとPCからワンタッチであら不思議!
という世界がたった10年で出来上がったわけだ(゚Д゚)

印刷機自身も自動版替え、自動ケントウ装置、品質検査装置と進化したため、
品質の差というのは昔ほどは無い。
今言われている普通の印刷の仕上がりクレームは素人にはどうでも良い
言いがかりのようなレベルが多い。
同人でもクレームといえば色味の好み的な不満の方が多く、
ケントウがおかしい、網点がおかしい等のトラブルはほとんど無いはずだ。

紙原稿も今のスキャナの高解像度っぷりを考えれば
刷版した時の違和感は以前より格段に改善されている。

つまりこれは同人誌印刷会社において、デジタル化を進めれば
少し前までなら「うちはデータに強いですよ」と言えたのが
今やデータ対応して当たり前になっちゃっている。

さて、ここで印刷とは違う視点で同人市場を見ると
例えば書店委託は十年前はまだ成長期で、
現場でのやり取りや交流が主とされていた。
やがて力を付けていくと書店は即売会そのものの概念や価値観に
疑問を投げかける変化をもたらしたし、
同人誌も今は電子書籍という媒体が珍しくなくなり、
その頒布手法の特徴から今後何かしらの規制や問題が起きかねない状況である。

印刷もオフセット崇拝の時代からオンデマンドの台頭の時代へと変わり、
CDプレスの数も十年でかなり増えた。
同人ソフト、音楽のデータ配信も当たり前となった。

つまり同人サークルの人口を100とすると
これまでは90はオフセット本、10はその他グッズ等、みたいな図式が
CDプレス、ダウンロード販売、オンデマンド印刷、グッズが
相当オフセットの割合に食い込んできている。
筆者としてはオフセットは70切ってるくらいではと思う。
※女性向けサークルがまだあまりCDプレスやDL販売をしてないので

以上の事を考えるとオフセットの同人印刷会社は
単に本を作れば良いという状況ではなくなっている。
何も手を打たずにのほほんと過ごしていたら
パイは確実に減っているわけだ。(゚Д゚)

オフセットという枠組みの中でだけですら
値段が安いという理由で印刷通販という一般の会社を試してみようという
チャレンジャーが出てきているため、
昨今の資材高騰も踏まえると下手したら倒産する同人印刷も
出てくるのではと思われる。

これらの状況でどう生き残りをかけていくか
各社の出方が非常に楽しみである。|д゚)




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[ 2012/03/29 19:48 ] オタ系ニュース | TB(0) | CM(0)
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